5代目拍手お礼小説 25000hitキリリク
yumi様より「トモオミラブラブ度アップ(18禁)」トモ嫉妬・誤解絡み


開かれた秘所は抵抗なく二度目の交合を果たし、むしろ一度目よりも具合よく締まって侵入者を歓迎した。
しかも、その切っ先が抉る場所は。
「ひぁっ、そこ、だめ、っあぁ…」
上半身を抱き起こされて繋がっているせいで、オミの猛りが前立腺を擦りながら抽迭するのだ。
「あぁん、あぁん、オミっ…」
「トモ、当たってる?イイトコ…」
俺の悶え様に、オミも気づいたらしい。やけに丁寧にそこばかり突いて、低い声で囁いて来る。
その声にも、俺が弱いって知っているくせに。
「あぁっ、当たる、当たる…っ、は、ぁん…」
あまりの快感に涙が出て来る。ぽろりと零れたのを見送って視線を下げれば、膨らんで上を向いた俺の分身がピストンの度にふるふると揺れて、そこからも絶え間なく涙が流れていた。
「…今日は正直だね、トモ」
笑みを含んだ満足げな囁きが聞こえると、後ろからの突き上げが速さと激しさを増して行く。
パン、パンと肌のぶつかる音とぐちゅぐちゅと掻き混ぜる音、震える息、嬌声。
浴室特有ともいえる大きな反響が、なけなしの理性に羞恥を呼び覚ます。
「んん…っぁあ、あっ、恥ずかし…、あぁ、あぁあ…!」
「は…イイ、…」
抱きしめる腕の力が強くなる。ガクガクと腰が揺れる。
敏感なヒダは前立腺を突かれる度にきゅんきゅんと収縮してオミを締め付け、亀頭に吸い付いて奥まで誘い込んだ。
耳に届くオミの息が、さっきより熱くなっている。
「あぁッ」
俺の胸を滑った掌がぷくりと膨らんだ突起を掠めて、びくんと跳ねた。
「く、っ」
一瞬強くなったであろう締め付けにオミは息を詰め、中のモノが角度を増す。
くりくりと乳首を弄びながら、腰の動きをまた少し速めた。

「あ、あ、ダメ、きもちいいっ、ア…っ」
首をぐっと反らして寄りかかり、主導権を完全にオミに明け渡す。
征服欲が満たされたのか、オミの突き上げがさらに強くなった。荒い息が、まるで獣のようで。
このまま殺されても構わない。ぼんやりとした頭でそう思うほど、気持ちが良かった。
じゅくじゅくと熟れた内壁は強度を増し続けるオミを柔らかく締めては緩め、鈴口から溢れるものを竿に塗り付けるようにヒダが舐め回した。
「…っ、は、」
「あ…」
オミの吐息が快楽に震えている。たまらなくなって、自分の中心に手を伸ばした。指を絡めると、全身の血液が一気に沸き立った。
「あっん、は、は、ぁッあ、あっ」
いつもオミを想いながらするように、目を閉じて夢中で擦り上げる。
一人でする時はオミとのセックスを思い出しながら…でも、今は後ろに直にオミを受け入れて、触れる所全てから熱が伝わって。
「あ、オミ、オミっ」
気持ちいい。気持ちいい…。
「だーめ、俺がしてるのに…」
「あっ、や…」
自慰に勤しむ俺の手を上からやんわり包んで、オミがそこから引き離した。ぬるん、と離れるとそのまま指を繋いで、もう一度俺の体を抱きしめる。
「俺のじゃ不満?」
ピストンを止めて存在を誇張するように奥にぐいっと押し付けると、オミは分かり切ったことを訊ねて来る。俺はふるふると首を横に振った。
「ち、ちが…俺、我慢できなくてっ…」
「自分でしちゃうくらい?…そんなにイイんだ?」
答える前にゆるゆると腰が動き出す。それはすぐに先刻までの激しさを取り戻し、俺を蹂躙した。
「あ、ぁ、あっ、あぁっ、あぁんっ」

イイ。全身でオミを感じて、たまらない。
だから。

「あぁ、オミ、イキ…たい、あっ、あっ」
「…トモ…」
「イかせて…っ」
繋いだ指に力を込めて、涙目で懇願した。
ずくんとオミの質量が増す。顔を傾けて唇を重ね、下半身の結合部のように濃厚に舌を絡めた。
その間に、俺を犯す腰つきは懇願通りに絶頂へのスパートをかけ始めて。
「んぅ…っふぁ、あっあっ、ああぁ、んぁぁっ…!」
絶え間なく内壁を、襞を、性感帯を擦られて身悶える。
どこもかしこも熱いはずなのにゾクゾクしてきて鳥肌が立ち、待ち望んだ強い絶頂感に全身を震わせた。
「あぁ、あぁきもちい、ィく、いっちゃう…っ、」
「…俺も…」
無意識にか、オミは張りつめた亀頭を何度も前立腺のしこりに擦り付ける。
オミの先走りでそこがぬるつく度、俺のものも同じように淫液にまみれた。
「トモ、出したい…?」
俺の手ごと、ぐちゃぐちゃになったものを包んで。優しく触れたと思ったのは束の間、後ろへの突き上げに合わせて小刻みに擦り上げられた。
「あぁぁっ、だめ、も、だめッ…あっぁっ」
「いいよ…俺もイクから…」
熱い囁きは低く掠れていて。
俺は与えられる刺激に全身を投げ出して。
「あっあっあっ、アッ、イク、っイク、あ、…あぁぁんッ……!」
前と後ろを犯されながら、俺は背筋を弓なりに反らし、白濁を噴き上げて達した。
「ん…ッ、ぅ、ッ」
直後に、オミも。最奥に愛の証を注ぎ込んだ。
「ぁ…ぁ、んぁ…」
オミが余韻を吐き出すのを中で感じる度に、俺もひくりとそこを締め付ける。
動くのをやめた後も、俺たちは名残惜しくてしばらく繋がったままでいた。



「ごめんな。膝、痛いだろ」
着替えて部屋に戻った後、オミは俺をベッドに寝かせて膝をさすってくれた。
膝立ちのまま二度もしたことを気にしているらしい。確かに少し痛いけど、心はだいぶ満たされた。
(それにしても、恥ずかしい…)
最中のことを思い出すと顔から火が出そうだ。いくら何でも、あんなこと。
枕を抱いて顔を埋める。
「トモ?具合悪い?」
「ううん…」
顔は上げずに否定だけ。オミはそれ以上聞かずに、膝をさすりながら頭も撫でてくれた。
その優しさが嬉しくて、見えないのをいいことにこっそり頬が緩んでしまう。
いくらカオリちゃんがこの部屋に入ったといっても、ここまではしてもらっていないだろう。ちょっと優越感。
そろそろと枕をずらして顔半分出すと、ばっちりオミと目が合った。
「あ、出て来た」
そう言って笑うオミに、俺は思わず抱きついて。
「オミ、好き…」
普段あまり口にしないことが、今日はどんどん言えている気がする。
オミも俺の背中をしっかり抱いてくれた。
「…心配かけてごめんな」
もう今日何度目かわからないキスをして、俺たちは顔を見合わせて笑った。

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