5代目拍手お礼小説 25000hitキリリク
yumi様より「トモオミラブラブ度アップ(18禁)」トモ嫉妬・誤解絡み


緩慢な動作をしばらく繰り返していたオミの指は、徐々に意志を持って動き始める。
ただ抜き差しするだけだったのが、内壁を引っ掻くように。
「あ、あぁッ…」
本能的に快楽を感じるその場所をぐりぐりと押さえられて、俺はオミにしがみついて息を荒げた。
上半身はしっかりしがみついていても、指の動きに合わせて腰が揺れてしまう。前立腺を刺激されて溢れる粘液をオミの腹に擦り付けながら、何度もびくんと腰を跳ね上げた。
「あっあっ、あっダメ、ダメ、あぁんっ…」
脳が絶頂を意識し始めてかぶりを振る俺の耳をオミの舌がぬるりと這い、中をぎゅうっと締め付けた。
そこを激しく掻き混ぜられ、収縮した内壁が痙攣を始める。
「あぁぁッ…ああ、あッ、ぁ、いく…ッ」
たまらずに身を硬くすると、勢い良く指が引き抜かれた。
「ふあ…っ、は…ぁ、ぁ…」
絶頂を極める直前で放り出された体は、びくびくと震えてさらに強い刺激を欲しがる。
後孔がひくりと収縮して、オミ自身を求めているのが自分でも分かった。
「トモ、上がるよ」
オミが俺の腰を支えながら、片手でシャワーのコックを捻ろうとする。
「や…っ、無理…」
全身でオミに縋り付いて、立ち上がろうとするのを止めた。

こんなに、高められて。
そんなに、情欲を露にした顔を見せられて。
我慢なんてできる訳がない。

「来て、オミ…、俺、もう…っ、」
今すぐ、このまま。
「トモ…」
「んん…っ、ん、ぅ…」
口づけられて、舌を絡めながら互いの体をまさぐった。
密着した部分から、熱く硬く、太く育ったものを感じてたまらない。
「トモ…、ゴム、してない」
「いいから…っ」
そんな理性は余計だ。
オミの目が、一瞬ぎらりと光を増したように見えた。
「…後ろ、向いて」
促されて、浴槽のふちに腕をかけるように体を預けてオミに尻を向ける。
ぐっと腰を引かれ、先端を押し付けられたと思った次の瞬間には、俺の内部は容易に侵入を許していた。
「ん…っあぁぁ…!」
バックからの挿入で前立腺を思い切り擦られ、全身がガクガクと痙攣する。
ほんの数十秒の我慢を強いられていた俺の体は、あっけなくオーガズムにさらわれた。
「はぁ…ぁあん、あっ、あ、あっ…」
奥まで侵入を果たすと、オミは時間を置かずに腰を揺らし始める。
初めて直に感じるオミのモノに、俺の脳はすぐに痺れを感じ、悦楽に浸るよう全身の細胞に指示を出した。
「は…ぁ、う…っ…」
俺を犯しながら、オミも小さく声を漏らす。
俺の中で感じているのだと思うと嬉しくて、興奮して、無意識に襞がざわついた。
限界まで勃ち上がっていたと思えたオミの凶器は、俺の中を動き回りながらさらに熱と体積を増して行く。
ぐっと広がった結合部からは、オミが動く度にぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。
「あ、っオミ、オミきもちい…っ?」
「ああ…、熱くて、びくびくして…すごい…」
後ろを向いてオミに訊ねると、オミは腰を振りながら声を上擦らせて肯定の意を示した。
言いながら興奮したのか、一度腰をぐるりと回すと、激しく動き始める。
内壁に強く擦るようにピストンを繰り返すうちに一層荒くなる息が、雄の解放が近い事をうかがわせた。
「あぁっ、あぁ、オミ、あっあっ、あっ」
「は…っ、出そ…」
言葉通り、中のものは熱く脈打って、今にもはちきれそうになっている。
このまま、オミがイッたら。そう考えると内部の蠕動が激しくなり、根元から絞るように締め付けて扱き上げた。
オミの腰使いが少し乱暴になる。滑りそうになる浴槽のふちを必死に掴んで「その時」を待った。
「あ、あ、あっ、すごい…オミ、いいっ…」
「く、出る…っ、」
「あっ、出して、イッて、あぁ…!」
「…ッ!」
俺が口走るのとほぼ同時に、オミが奥まで強く腰を突き入れた。
どくん、と内部に熱いものが溢れる。
オミはいつもするように何度か中で動いて精を吐き終えると、俺の上に覆いかぶさるように抱きしめて来た。

深く息をするオミに合わせて、俺も吸って吐いて、一緒に余韻に浸る。
幸せだ。身も心も一つになって。
うっとりと目を閉じていると、オミが頬にちゅっとキスしてきた。
「トモ、大丈夫か?」
「うん…」
後ろを向くと、今度は唇にキスされる。
「ごめんな、中で出しちゃって…気持ち悪いだろ」
「平気、っあ、ん…っ」
ずずっ…と、まだ硬さの残ったものが引きずり出される。
先端がつぷんと抜けると粘液が糸を引き、中からどろっと流れ出たのが分かった。
「うわ…すっげ…」
頭上でオミの感嘆したような声が聞こえて、かあっと顔が熱くなった。
そういえば、電気の点いた明るい浴室で、後背位とはいえセックス中の姿を見られて、恥ずかしいこともたくさん言って。
はじめからそのつもりで一緒にシャワーに誘ったのだと思われたらどうしよう。淫乱だとか、そんな風に思われたら。
「トモ、すごいよここ…ほら」
「あっ」
くちゅっと音がして、指が中に入ってくる。奥に辿り着いた指は、中に溜まった粘液を集めながら出し入れを繰り返す。
掻き出されたものが流れ落ちて太腿まで伝う感覚。
「あー、エロ…」
「や、やだっ…、オミがいっぱい出したからだろっ…」
「その言い方もエロいって…」
「あ、あぁんっ…」
反論ついでに快楽のしこりをぐりぐりと押されて、びくびくっと中が震える。
もうあらかた掻き出したはずなのに、オミは中を弄ることをやめない。明らかにいやらしい手つきで、俺の中を嬲りつづけた。
「トモの中、すごくよかった…俺のに絡み付いて」
「は、あん、あっ、そこ…あ、あ」
さっきしたばかりなのに、前からとぷっと淫液が溢れて。
「こんな風にビクビクして…気持ちよかった?」
「ん、んっ…」
こくこくと正直に頷く。
だから、手を止めて。お願い。でないと俺、また。
「トモをこんなカラダにしたのは、誰?」
「あっ、あっあっ、や、何っ…」
言われていることの意味が良く分からない。
考える能力が、与えられる快感にどんどん奪われていってしまう。
腰が前後に揺れてしまうのはオミが激しく手を動かしているからか、無意識に自分で動いてしまっているのか。
「あっんっ、やめ…っぁ、そんな、したら、あぁ…っ…」
「でも、腰が揺れてる…」
どうやら、どちらも正解らしい。
激しく動く指先がイイ場所に当たるように、腰を振って追いかける俺。
自覚すると、体の奥から渦を巻いて沸き上がる背徳感が、性感と融合して全身を染め上げる。
「あ、だめ、ぁっ、イイ、ぃ…イく、イクっ」
矛盾と闘って、快楽に負けて。
「は…ぁあッ、あ、あー……ッ!」
硬直から弛緩。ビクっ、ビクっと震える、ドライオーガズム。
「ぁ…、あ、ふ……んッ…」
もう腰が立たなくて、この体勢を保っていられない。
指が抜けたのを感じてへたり込もうとした俺の体を、オミはぐいっと抱き起こして。
「あぁぁん…!」
再びそこに、熱い杭が打ち込まれた。

BACK← →NEXT


長編メイン/スピンオフ/短編・拍手お礼/お題
サイトトップへ


広告が表示された場合はレンタルサーバーによるものです。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送